『目に見えるものの、向こう側に見えるもの』(Urban)

朝晩冷えるようになって、

秋がほとんどないまま、

そのまま冬になってしまう気配さえ感じる。

 

そのせいか、夏は、遠い昔のことのように思える。

 

その暑かった2023年の夏、8月の終わりに、

上野の東京都美術館に「マティス展」を観に行った。

 

印象派の展覧会や美術館のコレクションで見かけて気になっていた

アンリ・マティスの作品をまとめて観れるので、どうしても行きたかった展覧会だった。

 

マティスの絵が、なぜ気になっていたか。

 

この展覧会に行くまでは、赤や青を基調とした独特な色づかいが好きなのだと思っていた。

 

けれど、初期のマティスが描いたある作品を観て、実はその「視点」にも惹かれていたということがわかった。

 

(※これ↑は、お土産に買ってきた絵葉書)

 

その絵の左端には、窓枠が、大きな存在感で描かれていた。
(それは確か、解説とかに書いてあった)

 

この枠があるから伝わる、そこに確かにいた、マティスの存在を感じることができた。

つまり、この画家は、窓枠をハッキリと描くことで、まるで自画像のように、自分の存在も描いているのだ。

 

 

僕は歌を作り、歌を歌うので、少し違うのだけれど、

歌詞の言葉を選んだり、イントロ、アウトロ、メロディーの展開、歌い方、、、

ほぼ無限の選択肢を手に、表現できるんだなぁ、よーし!と思った、とある夏の東京での思い出でした。

 

僕のソロライブが、今週末、東京下北沢であります。

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2023/10/13(金)

下北沢ラプソディ http://rhapsody.tokyo/

『十月の男たちの歌!』

出演:加藤卓雄/三輪美樹生/菊永真介(ザ・クレーター)

OPEN 19:00/START 19:30

MUSIC CHARGE:前売り¥2,500-/当日¥3,000-+別途¥1,000分drink券(おかし付き)

 

ご予約・お問い合わせ https://s-kikunaga.jimdofree.com/

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ハワイのクラフトビールや、同じビルのビストロの美味しい料理が食べられるアコースティックなお店です。

ぜひ、遊びにいらしてください!

 

秋の夜長に似合う、曲たちを用意していきます。

 

菊永 真介(Urban)

 

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菊永ソロプロジェクトやザ・クレーターのMV、LIVE動画などがご覧いただけます。

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いつもここにある、より内面の世界を描きたかった🎨

  

 

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